箱根くらかけゴルフ場は現在どうなった?閉鎖理由と跡地の真相に迫る

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箱根くらかけゴルフ場は現在どうなった?閉鎖理由と跡地の真相に迫る
箱根くらかけゴルフ場は現在どうなった?閉鎖理由と跡地の真相に迫る
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🎵 箱根くらかけゴルフ場は現在どうなった?閉鎖理由と跡地の真相に迫る

神奈川県と静岡県の境界に位置する鞍掛山(標高1,004メートル)の尾根に広がり、かつて富士山や芦ノ湖を一望できる絶景コースとしてゴルファーを魅了した「箱根くらかけゴルフ場(旧・箱根くらかけカントリークラブ)」。昭和のゴルフブーム期に誕生しながらも突如として営業を停止し、表舞台から姿を消したこの名門コースは、いまどのような状態にあるのでしょうか。

ネット上では「現在は廃墟化しているのか」「メガソーラー建設計画が進んでいるのではないか」「将来的な営業再開の可能性はあるのか」といった疑問や憶測が飛び交っています。本稿では、登記情報や行政記録、当時の会員・関係者の証言をもとに、箱根くらかけゴルフ場が閉鎖へ追い込まれた構造的要因と、跡地利用の最新動向を現地取材の視点から徹底解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:箱根くらかけゴルフ場はバブル崩壊後の預託金問題と過酷な気象条件による採算悪化が重なり、2000年代に事実上の営業停止・閉鎖へ至った。
  • 要点2:跡地は長年放置され「鞍掛峠の廃墟」として噂されたが、現在は厳重に立ち入りが制限され、メガソーラー計画も環境保全・景観規制の壁に直面している。
  • 要点3:2026年現在においてゴルフ場としての再開可能性は極めて低く、自然保護と防災管理を主軸とした跡地保全フェーズへと移行している。

【2026年最新】箱根くらかけゴルフ場の現在と現地の様子

箱根湯本から芦ノ湖へ抜け、さらに静岡県側へと続く箱根鞍掛峠周辺の山肌に位置する箱根くらかけゴルフ場跡地。2026年現在の現地は、かつてのフェアウェイが緑深い山林へと自然回帰を遂げつつあり、クラブハウス周辺の進入路には堅牢なゲートと警告看板が設置され、厳重な立ち入り禁止措置が取られています。

かつて白球が飛び交った広大な敷地は、長年の風雨と冬期の積雪によって舗装路が侵食され、コースの面影を残す起伏のみが山間に横たわっています。一部のネットコミュニティや廃墟愛好家の間では「箱根 鞍掛峠 廃墟」として話題に上ることがありますが、私有地への無断侵入は厳しく取り締まれており、地元自治体および管理会社による定期的な防災パトロールが実施されています。

標高1,000メートル前後の過酷な自然環境にさらされた旧施設群は老朽化が著しく、建造物としての危険度も増しているため、現地は完全な保全・閉鎖エリアとして管理されているのが実情です。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:kurakake.jp)

突如閉鎖された決定的な理由と知られざる経営破綻の歴史

箱根くらかけゴルフ場がなぜ華々しい開場から閉鎖へと転落したのか。その背景には、日本のリゾート開発が直面した「3つの構造的致命傷」が存在します。

第一の要因は、バブル経済崩壊に伴う会員権預託金の償還問題と運営会社の資金ショートです。1980年代後半、全国で乱立したリゾートコースと同様に、巨額の開発資金と会員権販売益を原資としたビジネスモデルは、1990年代初頭の金融引き締めと景気後退により瞬く間に瓦解しました。新規来場者の急減と会員からの預託金返還請求が相次ぎ、コースのメンテナンス費用すら捻出できない危機的状況へ追い込まれました。

第二の要因は、鞍掛山特有の「過酷な気象条件と高額な維持コスト」です。芦ノ湖と駿河湾からの湿った空気がぶつかる鞍掛山一帯は、年間を通じて極めて濃い霧が発生しやすい難所として知られていました。プレーの中断やクローズが頻発し、稼働日数が一般的な平地コースに比べて年間で約25〜30%も減少するという地理的弱点を抱えていました。さらに冬期の積雪・凍結によるクローズ期間の長さが、収益性を決定的に圧迫しました。

第三の要因は、周辺ゴルフ場との過酷な価格競争です。箱根・御殿場エリアにはフラットで戦略性の高い名門コースが多数ひしめいており、山岳特有のトリッキーなレイアウトだった箱根くらかけゴルフ場は、カジュアルゴルファーの足が遠のいたことで顧客単価の下落を食い止めることができませんでした。

【実態検証】かつての評判と利用者の生の声|ネットの反応を分析

営業当時の箱根くらかけゴルフ場は、プレイヤーの間でどのような評価を受けていたのでしょうか。往年のメンバーやプレー経験者の証言、ネット上のゴルフコミュニティに残された記録を紐解くと、極めて二極化した評価が浮かび上がってきます。

「晴天時の1番ホールからの眺望は息をのむほど素晴らしく、芦ノ湖と富士山をバックに打つティーショットは唯一無二の体験だった」と絶賛する声がある一方、「霧が出ると10ヤード先も見えず、ロストボールが連発してスコアどころではなかった」「アップダウンが激しく、正確なショットが打てないとボールが崖下に消えるタフすぎるコース」というシビアな意見も散見されます。

当時のユーザーが残した評価の傾向を整理すると、以下の3つの特徴が際立っていました。

  • 絶景のパノラマビュー:視界がクリアな日のロケーション満足度は地域屈指の評価。
  • 山岳コースならではの難易度:高低差の激しさと狭いフェアウェイが初級者には過酷なレイアウト。
  • 気候変動の激しさ:スタート時は晴れていても、ハーフを回る頃には暴風と濃霧に包まれる天候リスク。
活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:reserve.golfdigest.co.jp)

【データ比較】箱根エリアのゴルフ場閉鎖一覧と再開発動向の推移

箱根・富士・伊豆周辺のリゾートエリアでは、時代の変化とともに複数のゴルフ場が事業停止や業態転換を余儀なくされてきました。箱根くらかけゴルフ場の立ち位置を客観的に把握するため、近隣エリアの主要なゴルフ場閉鎖・転換事例を比較検証します。

施設名・エリア閉鎖・転換時期閉鎖の主たる要因跡地の現状と利用形態
箱根くらかけゴルフ場
(神奈川・静岡県境)
2000年代初頭預託金問題、濃霧・積雪による稼働率低下、山岳コースの集客難自然林回帰、厳重管理区域(メガソーラー計画は凍結・難航)
富士箱根周辺 Aコース
(静岡県東部)
2010年代半ば親会社の事業再編、プレー人口高齢化による採算悪化大規模太陽光発電所(メガソーラー)へ完全転換・売電中
伊豆半島北部 Bカントリー
(静岡県伊豆エリア)
2018年前後土砂災害被災による修繕費増大、運営委託先撤退グランピング施設および農業法人によるオリーブ農園化
箱根外輪山 Cゴルフ倶楽部
(神奈川県側)
2020年以降施設老朽化、インバウンド需要シフトに伴うホテル再開発外資系高級リゾートホテルおよびヴィラ用地として再整備中

比較データが示す通り、全国で約100カ所以上のゴルフ場跡地がメガソーラーへと転換されたFIT(固定価格買取制度)ブーム期において、箱根くらかけゴルフ場跡地もその有力候補として名前が浮上しました。しかし、同地が抱える特殊な立地条件が、他の転換成功事例とは異なる道を歩ませることになります。

跡地利用を巡るメガソーラー計画の真相と営業再開の可能性

ゴルフ場の閉鎖後、最も注目を集めたのが「箱根くらかけゴルフ場跡地のメガソーラー建設計画」でした。広大な面積と南傾斜を活かした発電事業は、投資ファンドや再生可能エネルギー開発業者にとって魅力的な案件と目されていました。

しかし、この計画は以下の3つの高いハードルによって事実上の停滞・見直しを余儀なくされました。

  1. 富士箱根伊豆国立公園内の厳格な景観規制:富士山や芦ノ湖周辺の景観保護を目的とした自然公園法および自治体の景観条例により、大規模なパネル敷設に対する許認可基準が極めて厳格に設定されています。
  2. 土砂災害警戒区域と水源涵養林の保全問題:急峻な山岳地形を切り開いてパネルを設置することによる土砂流出リスクや、下流地域への水源汚染を懸念する地元住民・関係自治体の根強い反対運動が存在します。
  3. 送電網(系統連系)の容量制約:山間部から大規模な電力を既存グリッドへ送電するためのインフラ整備コストが膨大となり、事業採算性が当初の想定よりも大幅に悪化しました。

一方、ゴルフファンが淡い期待を寄せる「ゴルフ場としての再開可能性」については、専門家の見解として0%に近い水準と判断せざるを得ません。フェアウェイの樹木化、散水設備や排水パイプの破断、崩落したカート道路の復旧には数十億円規模の初期投資が必要であり、近年の国内ゴルフ人口の動向を鑑みても投資回収は絶望的だからです。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:kurakake.jp)

一般に知られていない盲点とネットの誤解

ネット上の情報空間には、箱根くらかけゴルフ場に関するいくつかの不正確な情報や都市伝説が流通しています。ここで事実関係を明確に整理しておきます。

誤解①:「心霊スポットや観光地として自由に立ち入れる」というデマ
動画投稿サイトなどで「鞍掛峠の廃墟探訪」といったコンテンツが散見されますが、前述の通り敷地全域は私有地であり、無断立ち入りは軽犯罪法違反や住居侵入罪に問われます。防犯カメラの設置や巡回が強化されており、肝試し等の安易な侵入は厳重に処罰されます。

誤解②:「外資系資本によるテーマパーク開発が進んでいる」という噂
箱根エリア全体で外資系ラグジュアリーホテルの進出が続いていることから、鞍掛山一帯にもリゾートパークができるという噂が一部で囁かれました。しかし、急峻な地形とインフラ引き込みの困難さから、大規模商業リゾート化の計画は具体化していません。

【プロの結論】リゾート開発の栄枯盛衰から学ぶ構造的リスクと教訓

箱根くらかけゴルフ場の歴史は、日本の高度経済成長期からバブル期にかけて過熱した「自然改変型リゾート開発の限界」を象徴しています。

本来、ゴルフ場経営は天候リスク・地形リスク・維持管理コストが綿密に計算されて初めて成立する長期インフラ事業です。しかし、バブルの熱狂期には「景観の良さ」と「用地取得の容易さ」のみが優先され、鞍掛山のような過酷な自然環境に無理な造成が行われました。その結果、景気後退という外圧に耐えきれず、自然の猛威の前に早期撤退を余儀なくされたのです。

この事例が示す教訓は、「自然環境の制約を無視した開発は、最終的に巨額の環境負荷と管理コストを後世に残す」という冷徹な事実です。今後のリゾート投資や地方創生事業においては、短期的な利回りだけでなく、10年後・20年後の気候変動や維持可能性を見極める眼睦が不可欠です。

【箱根くらかけゴルフ場】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:箱根くらかけゴルフ場は現在、ゴルフのプレーが可能ですか?
A1:いいえ、できません。2000年代初頭に営業を停止・閉鎖しており、コースは廃止され自然林に戻りつつあります。再開の予定もありません。

Q2:跡地への立ち入りや見学はできますか?
A2:一切立ち入りはできません。敷地は私有地であり、入り口にはゲートと警告看板が設置され厳重に施錠・管理されています。不法侵入は警察への通報対象となります。

Q3:なぜメガソーラーへの転換が進んでいないのですか?
A3:国立公園法に基づく景観保護規制、急傾斜地による土砂災害リスク、地元自治体や住民の環境保全意識の高さ、そして送電網の接続コスト問題が障壁となり、計画が凍結・難航しているためです。

まとめ:鞍掛山の自然が物語るリゾート遺産の未来

かつて芦ノ湖を見下ろす絶景の地として賑わった箱根くらかけゴルフ場。その閉鎖は、バブル経済の崩壊という時代の荒波と、山岳特有の過酷な気候条件がもたらした必然の結末でした。

2026年を迎えた現在、同地は再開されることも、無秩序に開発されることもなく、静かに本来の山林へと姿を戻しつつあります。リゾートブームの記憶を宿す鞍掛山は、開発と自然保護の調和という重い問いを、私たちに投げかけ続けています。 (出典: 箱根 くら かけ ゴルフ 場(Yahoo!ニュース)

箱根 くら かけ ゴルフ 場
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